「なんかやる気しない」を乗り越えろ!逃げグセ克服のための超実践的スキル22選

どうも、中間管理職の海会(カイエ)です。

会社や職場で、やるべき仕事から逃げてませんか?

明日までに仕上げなきゃいけない資料があるのに定時過ぎると帰りたくてソワソワする。

時間はあるのにどうにもやる気が起きなくて、ネットサーフィンしたり、さっきやったばかりのメールチェックをまたやっちゃう。仕事してないのに新着メールなんてあるわけないじゃん。

「よし、週明けから頑張るか!」と金曜日に決意したのに、月曜日になって「俺は尻上がりに調子が良くなるタイプだから」というセリフをかれこれ1年以上言い続けている。

あまりにもダサい、ダサいよそんな状態は。

逃げるは恥だが役に立つ、が、成長はしないのだよ。

 

この記事では、そんな逃げグセが身についてしまったあなたに逃げないためのスキルをお伝えします。

逃げグセを取り除くためには「行動」するっきゃないから。

原因や理由を知って「うんうん、そうそう、それが理由なの。」とか思っても何も現実は改善されないから。

だって、逃げグセついてると原因や理由を知ったらそれを正当化するための言い訳に使うから。

逃げグセはコツコツ行動して、少しずつ取り除いていきましょう。

目次

1.できる理由と方法を考える〜できない理由はガキでも言える〜

逃げグセ野郎の口癖は「◯◯だから出来ません」

「いや、それを理由にしたらそりゃ出来ないよね」ってことを言ってきます。

「仕事」って言うのは、これまで出来なかったことを出来るようにするためのものだから、出来ない理由を探したらそりゃあもういくらでも見つかりますよ。

しかも、出来ない理由は、正論だったりするから厄介。

これまで出来なかったことをやるためにはある程度、ほらを吹き、勢い良くやる必要があるのです。

「どう言ったらやらずに済むか」じゃなくて「どうやったらやる理由になるか」を考えましょう。

2.「逃げたらどうなる」を考える〜リスクはあるぞ〜

「逃げる」という選択を採用すると、「今はやらなくて済む」という恩恵を受けられる。

が、メリットがあればデメリットもあるのが世の常。

一時的には事無きを得るが、将来的(しかも近未来)にどうなるかというリスクを考えた方が良い。

・どうせやらなきゃいけないのに、逃げたら事態が面倒な方向にいっちゃう。

→もう逃げられない状態の時に最悪の事態に。

・上司や同僚からの信頼を失う。

→昇給や賞与の査定が悪くなる。

とか。

リスクを考えた上で、それでも逃げるのなら、それもまた人生。

3.まずやってみる〜その後に考える〜

前例がない業務をやろうとすると、出来ない理由や越えなきゃいけない壁がわんさか思い浮かびますよね。

で、嫌になって手が止まる。そりゃ誰だってそうなりますよ。あなただけじゃないんで安心してください。

が、やらなきゃいけない。

じゃあ、どうするか?

とりあえず、「やれることからやってみる」がオススメ。

やってみると案外「あれ、わりと簡単に出来たじゃん」とか「あ、この部分は全然考えてなかったわ。対策を考えよ」とか、スルスルと思い浮かぶ。

思いついたことを素早く実行する。考える「だけ」の時間なんて無駄なだけなので悪しからず。

4.期限の力を使う

「パーキンソンの法則」って知ってる?

「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」ってやつです。

5日後が期限の仕事があるとします。

んで、取り掛かって丸一日で完了する業務量だとします。

さらに今日は一日空いていて、やるべき業務は他にありません。

さて、仕事は完了するのはいつでしょう?

正解は「5日後」です。

さっとやれば終わることを、時間があると無駄に情報収集したり、無駄にエクセルで複雑な関数を駆使したり。

その上、やる必要のない仕事をしたりなんかして。

 

その対策には「時間を見積もったら、期限ギリギリまでその仕事を放置する」という手法が有効ですよ。

一見すると危なっかしいけど、どうせすぐに取り掛かってとっとと終わらせることが出来ないならその時間を別のことにあてましょう。

土壇場での自分の爆発力を信じるんだ!(ただし自己責任で)

5.業務のタスクを細かく分解して、やる〜いきなり魔王を倒そうとしてどうする、まずはスライムから倒せ〜

ドラクエやったことあります?

ヒノキの棒で、魔王の宮殿には行かないよね?

かと言って、魔王を倒せないからってゲームをやらない、っていう選択肢はないよね?

まずはスライムとかドラキーをコツコツ倒して金やら経験値を貯めるでしょう?

仕事も同じです。

例えば新人であれば「営業でノルマを達成する」という目標だと「何をやっていいのか?」と迷います。

経験を積めば分かることでも、知らないことは分からなくて当然。

それなら、理解して出来るようになればいいだけです。

そのために必要なのが「業務のタスクを細かく分解する」こと。

営業を例にすれば、

・まずは営業先リストを作る

・次に訪問スケジュールを立てる

・訪問時の営業トークを準備する

〜中略〜

・見積もりを修正する

・発注書を書いてもらう

〜後略〜

などなど。

なんか出来そうな気がしてきた?

6.ベイビーステップ(最初の一歩)をいつやるかを決める〜行動するためのハードルを極力下げる〜

素早く行動するためには「ベイビーステップ(最初の一歩)」を決めましょう。

「業務に取り掛かる上で最初にやるタスク」のことです。

なぜかと言うと「行動するためのハードルを下げる」ためです。

資料作りなら「パソコンの電源を入れる」

営業なら「社用車の鍵を借りる」

会議の開催なら「予定をチェックする」

二日酔いでも風邪を引いてても気軽にできることから始めることを心がけてみましょう。

最初の一歩のハードルさえ乗り越えれば、わりとスムーズに仕事が進み始める、はず。

7.「行動すること」を目標にする

「成果」を意識するあまり「出来なかったらどうしよう」という不安を的中させないために「行動しない」という結論を導き出す不思議系逃げグセ野郎もいます。

そうならないためには「成果=目標」ではなく「行動=目標」にしましょう。

営業マンであれば、「今月のノルマを達成する」ではなく、「営業をする」を目標にすること。

「今月のノルマ達成」を目標にすると、達成できるかどうかが分かるまでしばらく時間がかかり、達成できないことが分かるとモチベーションが下がって、その途端に行動しなくなります。で、結果的には自己嫌悪に陥るという。

一方で「営業すること」が目標だと、営業を開始したその瞬間に目標達成がされています。別にノルマが達成しようがしまいが関係ない。

行動し続けることで、結果的に「ノルマ達成」に近づきます。

8.「等身大の自分」を認める〜「俺はこんなもんじゃないんだ感」は最上級にダサい〜

逃げグセがついている人は「俺は大きなことを成し遂げる」という謎の使命感に燃えています。

かつては私もそうでした。

「自分が本気を出せば、それはもう周囲の人が仰天するような素晴らしい成果が上がる」と。

思うのは自由ですが、そんな考えを持っていると「だから今はまだその時ではない。いつかその時が来たら本気を出すんだ。」というさらに謎めいた言い訳を思いついたりします。

その「いつか」は永遠に来ないから。

とりあえず「逃げグセがついちゃってる自分」を認めて、その自分が出せる最善を尽くしましょう。

いいんです、イメージした通りに出来なくたって。

とにかく行動して小さくてもいいから成果を出すようにしましょう。

9.運動をする、睡眠をとる〜これだけでもけっこう変わる〜

単純にフィジカル面で集中力が足りず、逃げグセがついている、という場合もあります。

そんな時は、出勤前に軽く運動して、帰ってきたらスマホなんかイジってないでとっとと寝ましょう。

これだけで、かなり体調が良くなって集中力が増します。

オススメはラジオ体操とトランポリン。有酸素運動はいいぞ〜。

ちなみに毎日続かなくてもいいから。

「今日やる」というのを繰り返していれば、「気づいたら続いている」って感じになるから。

10.いや、別にお前は可哀想でもなんでもないぞ〜いつまで悲劇のヒーローでいるつもりだ〜

上司や取引先、お客さんから理不尽なことを言われた。

職場内で自分だけが忙しい。

逃げたい。。。

で、逃げる、というのもありがちです。

「何で俺はこんなに頑張っているのに理解や評価がされないんだ!おかしい!」

おかしいのはお前の思考回路だ。

誰だって痛みに耐えながら仕事したり、生活したりしてるのよ。

エヴァンゲリオン観たことあります?

碇シンジくん見ててイライラしません?

そろそろ悲劇のヒーローを気取るのはやめましょう。

ほら、シンジくんも言ってたじゃん。

「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ。」

11.「かっこいい俺」なら何を選択するかを考える

逃げたくなったら、これを考えてみましょう。

「かっこいい俺」ならどうするか、を。

周りにいる尊敬できる人や好きな漫画やアニメのキャラクターを思い浮かべてもいいです。

その人たちって逃げてます?逃げてませんよね?

あのウソップだって逃げてるようで逃げてないですからね。

ちなみに私がよく思い浮かべるのはロードオブザリングのサム、彼は何があっても決して逃げない、最高にクールなナイスガイ。

12.仕事を「引き受ける」〜弱音は吐いていい。だが、行動しろ〜

逃げグセがついている奴は、自分の担当業務を「やらされ感」でやってる。

組織に属しているなら、やりたい、やりたくない、じゃなくて、与えられた業務は「やる」。それがプロ。

もちろん気分が乗らない業務なんて山ほどありますよ。

そんな時は「あ〜、気分が乗らね〜」と正直に愚痴を吐いた後に「おっしゃ、いっちょ引き受けてやろうじゃないの」って感じで取り組んでみましょう。

明治生まれの思想家の中村天風は言ってましたよ。

「進んで持てば重荷も軽い、嫌々持てば半紙も重い」

13.考えただけでやった気になるな〜見えてる未来は訪れない〜

飽き性の人も逃げグセがついてます。

特に考えるのが得意で、仕事の流れがだいたい分かっちゃったりすると、「あとはやるだけ」なので面倒になっちゃうんですよね。

でも、成果っていうのは形になって初めて価値が生まれるから、考えるだけじゃ無意味なのよ。

だから、やろう、行動しよう。

14.「どうして逃げるか」を考える〜無意識にかけてるブレーキがなんなのかを知る〜

ここまでいて、いきなり質問ですが、何で逃げてるんですか?

業務量が多い?

上司が嫌?

そもそも仕事が向いてない?

二日酔い?

早く彼女とLINEしたい?

何であれ、やらなきゃいけないけど逃げてる」のには理由があります。

その理由をはっきりさせて、対処しよう。

15.お前が考えてる一発逆転は今の延長線上には訪れない〜行動した者にのみ与えられる「コツコツ逆転」〜

逃げグセがついている奴に限って「自分にはいつか一発逆転が起こるはず!なぜなら俺の実力はこんなもんじゃないから」とか思ってる。

お前のその自信は、どこから出てくるんだ?何に由来しているんだ?教えてくれ。

逃げている間は状況が好転することは皆無。

それどころか、行動しないことによって能力はどんどん退化するばかり。

状況の好転は、ある日突然ではなく、コツコツやっている人の元にゆっくりじわじわと起きるものです。

とりあえず、それだけ知っといて。

16.成長したいか後退したいか、それだけ決めろ

成長し続けたいか、後退し続けたいか、どっちなんだい?(なかやまきんに君風)

で、逃げグセは、どっちの役に立つんだい? 

17.ひとまず、やるべきことをリスト化しようぜ

全体像が見えないとやる気が削がれちゃう人っています。

「何となくやることは分かってるんだけど何から手をつけるべきか」とか「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」とか考えていると脳みそが混乱して、フリーズして、最後はシャットダウン。

そうならないためには、やるべきことを書き出しましょう。

別に完璧じゃなくていいんです。

とりあえずの全体像が見えている、というだけで安心するし、細かいタスクが終わるごとに次に何をすべきかを確認すればいいんです。

これ、結構使えます。

18.自分を褒め称えよ〜全面的には逃げてないっしょ?〜

「俺はこんなもんじゃない」という逃げグセ人間がいる、その一方で「俺は何でこんなに出来ない奴なんだ」と自己嫌悪に陥ってる人もいる。

自己肯定感が低い系の人間。

そんな人はとにかく、自分を褒め称えてみましょう。

「出来てない」って言っても、とりあえず考えはしたでしょ?

考えた自分を「良くやった!」と大げさに褒めましょうや。

だって、考えたって時点で全部を放棄した訳ではないのだから。

19.失敗ありきで考えりゃいい〜イチローだって3割だから〜

せっかく逃げずにやったのに、思ったように成果が上がらない。

そんなことはザラにある。

そうすると上司から「何でもっとちゃんと出来ないんだ!」とか叱責されてシュンとなって。

で、怒られるのが嫌になって段々と逃げグセがついていく。

そんな人もいると思います。

「失敗すると上司に怒られる」という現状は変えられないけど「上司に怒られても気にしない」という風に考え方を変えることすぐにでも出来ますよ。

 

もちろん、イラッとしたり、焦ったり、苦しくなったり、悲しくなったりしていいんです。

それでも最後には「まあ、イチローだって10割打てるわけじゃないし、気にしない気にしない」と思いましょう。

んで、「行動しない」という選択を取らないようにしていきましょう、徐々にでいいから。

医者や交通事業者とかの特定の業種じゃない限り、あなたのミスで人が死ぬことはないからリラックスしていこう!

20.時間と労力は無駄になるもんだよね〜どの時点から効率を追うんだ?〜

逃げグセがある奴の中に、時間や労力の無駄を毛嫌いする主義の奴がいます。

そいつは、まあ大抵は仕事が遅い、出来ない、浅い、というのが特徴です。

とにかく無駄を嫌うからなかなか行動しない。そのくせに言うことだけご立派。

効率を追い求めるその時間こそが最も無駄だということも知らずに。

「効率」は自分の持ってる時間や労力やを限界まで使った人が「もう少しどうにか出来ないか!」という状態になったら追い求めて良いものです。

逃げてるうちに効率を考えるなんて言語道断。甘えるな。

21.ごめん、嫌いな人とも関わらなきゃならないんだ〜税金みたいなもんだよ〜

ソリが合わない、ムカつく、無能な、上司・先輩。

どこの職場でもいるのよ、そ〜ゆ〜人は。

そんでね、そんな人と関わりたくないけど、関わらなきゃいけないわけなのよ。

だから、周りにそういう人がいる場合は、嫌だと思うけど「嫌な思いをするのは業務上の税金」だと割り切って。

嫌いな人のために「自分が行動しない」という勿体無いことはしないで。

私が代わりに謝るから、ごめん。許して。

22.番外編

22−1.いっぱいいっぱいにならないための2ステップ〜休む、怒る〜

ここまで色々言ってきたけど、そうは言ってもいっぱいいっぱいになってこのままだと鬱になってしまう。

そんな時はいっぱいいっぱいになる前に取るべき秘技を伝授します。

その1.とりあえず休む

会社や職場から物理的に逃げる、という手段。

無断欠勤や失踪はよくないから、「風邪引いた」とか言って2〜3日休んじゃいましょう。

そんで、家で漫画でも読みながらゴロゴロすればいいんです。状況が悪化しようとも同僚に迷惑かけようが、そんなの関係ない。

いっぱいいっぱいで心を壊してうつ病になるより全然マシでしょ。

その2.気に食わないもの対してキレてみる

逃げグセがある人は真面目な性格な人もいます。

そんな人は、だいたい何かを我慢してます。

上司の理不尽な指示?

異常なまでの業務量?

帰りづらい雰囲気?

なんであれ、それに迎合することが第一優先だと考えてしまいがち。

でもね、我慢しっぱなしだと「アイツは何をさせても大丈夫」と会社から思われて、ますます理不尽な要求がエスカレートしてきます。

だから、たまには気に食わないものにキレてみてもいいんです。

「アイツは言い過ぎるとマズイ」と思わせることが大事。

大丈夫、暴力さえ振るわなければ、即刻クビになることなんてありゃしないから。

「休む」と「キレる」、我々にはこの2つの権利がある。

22−2.逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ〜本当か?別にポジティブ思考とかなくていいから〜

何かにつけてポジティブ思考を押し付けてくる人っているじゃん?

あれ、本当にどうかと思う。と言うか、どうかしてると思う。

だって、上司や取引先とソリが合わない、成果物を上げるまでの時間が短すぎる、そもそも業務をこなす環境が揃ってない、などなど、逃げなきゃやってられないというシーンは結構あります。

ポジティブ原理主義者は、「そんな時でも自分のためになると思って絶対に逃げちゃダメだ!」とか言ってきたり。

まあ、最終的にはやらなきゃいけない、逃げると状況が悪化する、そんなことばかりだけど。

ただ、状況によっては今立ち向かうことによって心が壊れちまうことだってあるわけで。

だから正論だけに囚われずに、逃げてもいい「瞬間」ってのはあると思うよ。

23.まとめ

とりあえず、この記事でお伝えしたスキルを明日、1個でいいから使ってみて。んで、どうだったかを検証してみて。

良かったら感想教えて。

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