出来るあいつは何が違う?一流のビジネスマンの2つの特徴とは?

どうも、職場プレス編集長/モチベーターの石川です。

自分はもっと出来る人間のはずなのに、という悩みを抱えていませんか?

もっと出来るはずなのに、能力はあるはずなのに、成果を出せていない、その原因は「思考様式(マインドセット)」にあるかもしれません。

ということで、今回は「一流のビジネスマンの考え方の特徴」について解説していきます。

1.一流は、自分に何が出来るかを考えて、実行する

あなたの周りにこんな人はいませんか?

・新しい提案に対して、とりあえず否定する

・自分が動きたくないから、出来ない理由を探す

・業務の幅が全く広がらず、同じことだけを繰り返している

これは、出来ないヤツの行動です。

私はこれを「絶対安全圏でモノを言うヤツ」として最低の行為に位置づけています。

自分が何かをするわけでもなく、やる気や能力がある人の邪魔をする。

応援をしなくてもいいから、せめて邪魔をするな、と言いたい。(たまに言ってますが)

一方で、こんな人はいませんか?

・新しい提案をとりあえず肯定する

・物事を実現するためにやるべきことを考える

・業務の幅がどんどん広がって、周りへの影響力を強めている

これが、いわゆる出来る人の行動です。

そんな出来る人には周囲からの信頼も厚くなり、人が集まり、やれることがドンドンと増えていきます。

そして、一流は、これに加えて「自分が出来ることを提案し、実行する」

ただ、肯定するだけでなく、やるべきことを考えるだけでなく、「自分が出来ること」を「考えて、やる」

すると、自分が出来ることに集中すればいいし、実際に行動をすれば知識や経験が増えていき、プロフェッショナルとして仕事の質が上がっていきます。

周りを見渡してみると分かりますが、

「アイデアは出すけど、自分は動かない」「アイデアは出さないけど、指示されたから働く」というタイプが、大多数です。

そこから一歩抜け出して「アイデアを出して、取り組むけれど、やったりやらなかったりする」これが一流を目指している段階の人です。そこを突き抜ければ一流、できなければ大多数に戻ります。

そして、「アイデアを出して、自らが実行する」これが一流です。

「考えて、やる」

この単純な2ステップができる人間は、意外に少ないものです。

一流の人間は、

・自分の頭で考えて、やると決める

・実際にやってやり切る

ということを徹底しています。

言い換えれば「自分を裏切らない」ということです。

「もっとも自分のことを裏切るのは、自分」ですからね。

ですから、一流になりたければ「自分が出来ることを考えて、やる」ということを常に意識して行動しましょう。

そして、考えられなかった、やり切れなかった、という場面においては、無駄に自己嫌悪に陥らず、すぐにリスタートをしてください。

自己嫌悪で悩む暇があったら、どんどん前に進んでビジネススキルを上げていきましょう。

2.一流は、うまくいかない原因を自分に求める

仕事をしていると、ミス、トラブル、想定外の問題など、ちゃんとやっているはずなのにうまくいかないことが頻発します。

むしろ、そんな状況の方が多いです。

そんな時、一流のビジネスマンは「うまくいかない原因を自分に求める」

「自分が悪い」と自分を責めるのではなく、「うまくいかなかった原因が自分にあるとしたら自分に改善できることは何だろうか」と考えるのです。

出来ないヤツは、イレギュラーが起きた時にその原因を自分以外のものに求めます。

誰もが認めるダサい行為「責任転嫁」ですね。

・部署の営業目標が達成されなかったら、未達の部下のせいにする

・店舗の売り上げが悪かったら、天候のせいにする

・資料づくりが間に合わなかったらパソコンのせいにする

目標が達成できない、計画通りに業務が進まない、トラブルが発生することはあるでしょう。

「あれさえ無ければ、きっとうまくいっていたはず」と思うのも分かります。

実際にイレギュラーが発生しなければ、うまくいっていたかも知れません。

私自身、それを数え上げたらきりがありません。

しかし、結果だけを見れば、イレギュラーは発生し、目標は達成できていません。

そして、先ほどお伝えしたように、イレギュラーが起きず、計画通りに行く方が稀です。

そのため、「あれが無ければ。。。」と考えること自体が時間の無駄です。

一方で、一流のビジネスマンがうまくいかないことに直面した時に考えることは2つだけです。

①うまくいかない現状に対して、自分がどう行動するとうまくいくのか

②今回は何が悪かったのか・良かったのかを振り返って、次回に向けてどのような改善策を実行するか

これが出来ると現状のトラブルを解決できるようになり、次回はより大きな成果をスムーズに出せるようになります。

ちなみに②で良かった点を振り返るのは「良かった点をさらに伸ばす」必要があるからです。

トラブル時は、ダメな点に注目しがちですが、どんな結果になろうとも、良かった点は必ずあります。

そのため、結果がボロボロであろうとも、自分を肯定して、伸ばす部分を見つけましょう。

 

この2つの手順を実行する時に注意すべきことがあります。

それは、

「自分ができることだけに取り組む」ということです。

自分では対処できないことを反省しても、対策を練ろうと考えても意味がありません。

それこそ「天気が良ければ」「お客さんの機嫌が良ければ」「パソコンがフリーズしなければ」というただの愚痴を考える時間になってしまいます。

あくまでも「自分が対応できないものは、放っておく」「自分ができることだけをやる」のです。

アドラー心理学で言う「課題の分離」です。

例えば、打ち合わせに向かう時に電車が遅延して、打ち合わせ時間に間に合わなかったとします。

出来ないダメリーマンは「電車が遅れなかったら間に合った」と考えてしまい、自分の行動を改めることなく、電車が遅れるたびに遅刻をしましょう。

一方で、一流ビジネスマンは「電車が遅延した段階で、タクシーに乗り換える」ことで現状の解決を図り、次回は「出発時間を早くする」ことでそもそも遅れるリスクを減らすことが出来ます。

「いやいや、そんなこと言われても」と思うようであれば、まだあなたは一流ではありません。

ちなみに「電車の運行時間」は完全に自分がコントロール不可能な領域のため、対策を考える必要はありません。

自分ができることに集中するように精進していきましょう。

3.まとめ

今回は「一流の考え方の特徴」をお伝えしてきました。

・一流は、自分に何ができるかを考えて実行する

・一流は、物事の原因を自分に求める

まとめると「自分がやるべきことを決めて、自分ができる範囲で実行・改善を続ける」

ということです。

指示待ちでもなく、口だけでもなく、自分で考えて、やり切れる人材。

それこそが一流になるための条件です。

気合いを入れて、自分が出来る範囲のことを最大限改善して、一流を目指していきましょう。

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