どうも、中間管理職の海会(かいえ)です。
ちゃんと読書してる?
学びの足を止めると停滞するから気をつけてね。
ということで、今回は についての書評。
あれだよ、辛口レビューってやつだよ。
1.この本の趣旨
正式名称は「医者が教える食事術 最強の教科書 20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68」
著者は医学博士の牧田善二氏。
期待感バリバリで書店で、新品で買ってきましたよ。
最強の教科書なんて言うからには、すんごい論理立てられた複数の理論を完璧に統合された隙のない実践例が書かれているもんだと思ったよ。
裏切られた!
なんてことはない、糖質制限論者だった!
血糖値が上下することの弊害を延々と解説し、どんな食事を摂れば良いのかが書かれている。
そして、結論は「炭水化物はなるべく摂らない」
いや、無茶言うなよ。
しかも、夕飯に炭水化物は一切だめだとさ。
そりゃ主張は分かるが現実的じゃないでしょうよ。
この本を読んで最もシラけたのが「牛乳は発ガン性が疑われるから摂らないこと!」というマッチョな意見を述べた次のページに、「ヨーグルトは毎日少量食べること」
いやいやいやいや、嘘でしょ?
さっきダメって言ったよね?
まあ、つまり、全然最強じゃない。
2.この本で良かったこと
とは言え、全面的にダメなわけでもなく良かったところももちろんある。
それは気をつけるべき所が分かる。
その上で、何をどこまで気にするかを決める材料にはなるので。
食い方、食うもの、調理方法、食後の過ごし方などなど。
ちなみに中間管理職的には、多少、食い物を気にしようかな、ぐらい。
上司も部下も友だちとまあまあ食事や飲みに出かけて、嫁もいるのでいちいち気にしてたら社会生活に支障をきたしてしまうよ。
3.この本を読むとどうなるか?
断言できることが2つ。
飯が不味くなる。
家族や友人に嫌がられる。
とにかく糖質を摂るな、という主張です。
しかし、我々を取り巻く食の環境は、糖質=炭水化物で溢れています。
特にランチ時には、ラーメン、カレー、丼もの、などなど。
また、ビール好き、甘いもの好きは、糖質から逃れることはできません。
そんな状況の中、糖質はダメ、というインプットがされているとメシが不味くなるだけ。
私も楽しみにしている食後のデザートの満足度が下がっちゃったよ。
もう、ムカついたから翌日はラーメンを大盛りで食って、チョコモナカジャンボを食ってやった。ザマーミロ。
俺は糖質制限なんてしねぇぜ。
ただ、ストイックに実践ができる人は、書かれている主張が正しければ、体調が良くなり、痩せることができて、集中力が増します。(´⊙ω⊙`)
次に「家族や友人に嫌がられる。」
この本に書いてあることを実践するとなると食生活を一変させる必要がある。
炭水化物を摂らず、おかず多めで。
しかも、調理法も、揚げる、焼く、煮るの順番で良くないらしい。
体を老化させる成分ができてしまうらしい。
唐揚げもトンカツも食えないじゃん。
え、コロッケは?コロッケは?
ポテトチップスに至っては悪魔の食べ物、と形容するくらい悪いんだって。
俺はポテチが大好きじゃーい!
ごめん、脱線した。
あれだ、食生活を変えなきゃいけないから、家族と違うものを食べるようにするか、家族に納得してもらって同じものを食べてもらうか。
まあ、相当に愛されていなきゃ、相手に相当なストレスをかけます。
友人や同僚との食事や飲み会でも、かなりめんどくさいことに。
まず、ラーメンが食いに行けない。
俺なら「ラーメンは血糖値が上がり過ぎちゃうので行けません」とか言い出したら、殴打か絶交する。
牛丼屋にも行けない。
カツ丼も行けない。
※体感値だけどカツ丼はそもそも一緒に行ってくれる人が少ない。嫌われてんのか?
そして、家飲みでポテチが食えない。
そもそもメシに対して小うるさい奴は好きじゃない。
ちなみに石川編集長は、ペットボトルは水ばっかり買ってる。
理由を聞くと「水以外は何らかの添加物が入ってるから嫌だ」とのこと。めんどくさっ!?
その割に夏になるとコーラをガブガブ飲んでるところを頻繁に見かける、添加物の話はどこへ?
4.まとめ〜超限定的におすすめ、それ以外はおすすめじゃない〜
ということで、この本を読むと普段の食生活が「ダメだ!」と言われるので、知った瞬間であれ、実践する最中であれ、ストレスを感じること間違いなし!
つまり、メシマズ!
まあメシに気をつけたい独身者は興味本位で読んでみてもいいかも。
あと、メタボが気になってるおじさんとか。
俺は、まあまあ鍛えてるから、どか食いしない、焦げたもの食わない、くらいかな。
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