仕事でストレスを感じた時に意識するポイントと対処法とは?

どうも、職場プレス編集長/モチベーターの石川です。

「仕事に対するストレス」はほぼ全てのサラリーマンが抱えています。

あなたは、ストレスを感じていますか?

・そのストレスは、いつから始まっていますか?

・解決するためにできることはありますか?

・それともどうしようもないことですか?

ストレスは、改善のためにアクションを取らなければ、ずっとそのままです。

居酒屋でグチを言っても、一向に解決しません。

とはいえ、「会社が悪い」「上司が悪い」と感じることもあるでしょう。

今回の記事では、ストレスを感じた時に意識すべきポイントと具体的な対処法を解説していきます。

現在進行形でストレスを感じている人には、耳の痛い話になるかもしれないですが、ぜひ最後まで読んでください。

1.不満の解決策は、どんなものか?

今、あなたが抱えているストレスの解決策を思い浮かべてください。

一時的な発散の方法ではなく、継続的な改善策のことです。

酒を飲んだり、スポーツしたりは発散なので、いったん横に置いておきましょう。

そう考えるといかがでしょうか?

・上司が変わる

・人事異動で部署が変わる

・組織改定が行われる

もし、そのような自分の力でどうにもならない解決策が浮かぶようだと、いつまでもストレスを感じ続けることになります。

ストレスを感じていると、自分以外の何かに原因を求めてしまいます。

それ自体は悪いことではありません。

しかし、自分が解決できないものに対して「あれが変わらなければ状況は良くならない」と言い続けていたら、いつまでも状況は良くなりません。

現状は変わらず、それどころか「あいつは愚痴ばかり言う」というレッテルを貼られます。

さらに、他人を変える解決策に固執すると「これしかない」「これが手っ取り早い」という狭い視野に陥って、本来できる解決策も実践できなくなります。

そのため、ストレスを感じて「なんだか仕事がうまくいってないな」と感じた時は、自分以外のものに解決策を見つけようとしていないかということをチェックしてください。

2.単純で具体的な対処法

では、どうすればいいかというと答えはシンプルです。

「自分が取り組める範囲内で改善する」

これだけです。

「すぐにできること」をやるとどんどん状況は良くなります。

具体的には、

・仕事の段取りを見直す

・自分の業務のやり方を見直す

・業務スキルを上げるために勉強する

・周囲とのコミュニケーションを見直す など

自分ができる範囲で、実践できることを「ちょっとずつ」「時間をかけて」取り組んでいきましょう。

もちろん、それは面倒臭いし、時間がかかるのでうんざりすると思います。

しかし、他人のせいにして何もしないまま過ごすよりも、はるかに生産的です。

道のりは長く、「こんなことで改善するのか」と不安になることもありますが「ちょっとずつでも継続する」というのが一番近道だったりします。

しかも、「自分ができること」を探すようになると考え方が柔軟になります。

例えば、自分が作った資料が、上司に受け入れられない状況では、

「上司が悪い!」と怒ってしまうと思考が停止して、改善に向けた行動が出来ずに状況が悪化していきます。

しかし、「上司に理解してもらうために自分にできることは何だろう?」と意識すれば、図や写真を入れる、文字を大きくする、そもそも上司の好みを把握するなど、様々な対応を考えることができます。

自分を変えるのは、勇気が必要だし、明らかに自分以外のものが間違っている、と思うことがあるのは、よく分かります。

自分を変えるのは、それ自体がストレスですからね。正直、大変なことだと思います。

けれども「自分でできること」は、やるべきことが具体的で、建設的で、他人を変えようとするよりも、とても簡単で単純です。

3.魔法のテクニックは、ない。

ストレス解消については、様々な人が様々な手法を教えてくれます。

その中には「これだけやれば大丈夫」とか「自分の言いたいことを言おう、だって自分の人生だから」的な方法も紹介されています。

しかし、そんなことは出来ないし、自分の主張を通せば不利益を被るから、我々は困っているわけです。

はっきりとお伝えしますが「これだけやれば大丈夫!」という魔法のテクニックや打ち出の小槌的な方法は存在しません。

いや、それを求めてしまうのは分かります。

一撃で、一瞬で、問題解決できる万能な方法があれば、私もバンバン使いたいです。

ですが、現実問題として、部署異動には数ヶ月かかるし、給料が上がるにしても成果を出す必要があるし、上司・部下・取引先などの言動を自分の思い通りにすることはできません。

イライラした時や落ち込んだ時は、そのことを思い出して、自分ができることからやっていきましょう。

4.まとめ

カナダの精神科医にして心理学者のエリック・バーンは言いました。

「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」

仕事のストレスを他人に求めているうちは、何も変わることはありませんが、自分ができるところから改善していくと徐々に変化をしていきます。

地道なものはつまらないと思いますが、逆に地道であるからこそ状況が好転した時は、ちょっとやそっとじゃブレない、安定した状態が作れます。

問題が発生した、ストレスを感じた。

そんな時は「自分にできることは何か?どう行動すべきか?」という質問を自分に投げかけることができれば、必ずその問題を解決できます。

大変な道のりに見えますし、実際に時間がかかることではあります。

けれどもできることを実践する、これだけで必ず状況が良くなるのでぜひ実践してみてください。

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